みなさん、こんにちは。
アラサー会社員の”くろねこ”です。
友達が可愛いアイコン書いてくれました(^_-)-☆

新しいアイコンです♡
今日は令和天皇の誕生日ということで祝日です。
天皇様に感謝しつつ、カレンダー通りのお休みの私はゆっくりしておりました。
2月は2回も祝日あるので嬉しい月ですね。

今回は、前回の記事でSBI証券開設した理由ということでお話ししたので、早速何に投資していくかを決めていきたいと思います。
実は、意気揚々と米国ETFを買う!とSBI証券を開設したのですが、
本当に米国ETFで良いのか?
目的に合っているのか?
と迷いも出てきてしまいました。
- NISAと同じように投資信託を積立購入する
- 米国ETFに挑戦してみる

答えになってな~いって怒られそうですが…笑
この2択同じように迷っている方も多いはず!
私なりにこの答えにたどり着いた理由をお話しします。
この記事は以下の方におすすめです。
- つみたてNISA満額やった後は何をしようかと迷われている方
- 「米国ETFって何者!?」という方
- 投資に回したいまとまった貯金があるのだけど、何を買ったらいいかな?という方
米国ETFについて
概要

「ETF」とはExchange Traded Fundの略で直訳すると「証券取引所で取引される投資信託」
日本語では「上場投資信託」と呼ばれます。
ETFも投資信託ではありますが、上場しているものがETFです。
“上場”してるということは、証券取引所でリアルタイムに売買が出来ます。
会社が上場しているのはイメージつきやすいですよね?
会社の株を売買できることと同様にETFは会社ではなく投資信託が上場していて、証券取引所で売買できるということです。
ETFの中身はいろんな株の詰め合わせパックです。投資信託と同じです。
業績に応じて銘柄組み換えを行ってくれます。
投資信託との違い
投資信託との違いは大きく4つあります。
手数料
手数料は売買と運用中にかかります。
売買の時は投資信託が安く(無料なことが多い)
運用中はETFの方が安いです。
【売買】
○投資信託:ノーロード(無料)なことが多い
○ETF:約定代金の0.495%(税込) ※楽天証券・SBI証券共通 ※一部購入手数料無料もあり
【運用中】
ETFは経費率。投資信託は信託報酬と言われます。
その商品を保有することで必要なる費用です。
○投資信託:年間保有金額の0.093~2.0%
➡今でこそ0.1%以下の信託報酬の商品も出てきましたが、銀行などの窓口に行くと平気で2.0%くらいのものを紹介されてしまうようです。
○ETF:年間保有金額の0.03~0.2%
➡販売会社への費用がかからないため投資信託より安いです。

なるべく手数料はかからない商品選びを心がけましょう!
配当金の有無
投資信託は配当金が出ないものが多く、出るものでも自動で再投資を選ぶことが出来ます。
再投資することで複利の力を教授でき資産を増やすことにつながります。
ETFの再投資は自動でできず、いったん振込をされるので自分で再投資する必要があります。
その際に課税もされてしまうので、資産形成という目的だと投資信託が有利です。
リアルタイム注文可能か
○投資信託:毎営業日1回しか価格が算出されない(売買金額)
○ETF:証券取引所が開いている間はいつでも取引可能、指値や成行も指定できる。
少額投資可能か
投資信託は100円から購入可能ですが、ETFは1株から購入となるのである程度まとまった資金が必要そうですね。
米国ETFの裏と表
米国ETFの最大の特徴は配当金が得られることで、不労所得+株の価格も上がれば運用益も両方得られるとても素敵な投資法です。
しかし、裏を返せば投資信託に比べると配当金を出してしまう分、利息が利息を生む複利の力を最大限教授できないことは理解しておきましょう!
米国ETFの種類
私が気になって調べてみた米国ETFを8つ紹介します。
VT
- 正式名称:VT(Vanguard Total World Stock Index Fund ETF)
- 運用会社:米バンガード社
- 設定日:2008/06/24
- 構成銘柄数:8,000
- 対象地域:米国を含む全世界47か国
- 経費率:0.07%
- 基準価格:100.19ドル(2022/2/23時点)
- 分配金利回り:約1.9%
- 分配金回数:四半期毎
全世界に投資しているとはいえ、米国の割合が半分以上です。
セクター別でみると金融とテクノロジーの割合が多いです。
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VTI
- 正式名称:VTI(Vanguard Total Stock Market Index Fund ETF)
- 運用会社:米バンガード社
- 設定日:2001/05/24
- 構成銘柄数:約3500
- 対象地域:米国
- 経費率:0.03%
- 基準価格:219.3ドル(2022/2/23時点)
- 分配金利回り:約1.4%
- 分配金回数:四半期毎
米国99.5%を網羅していて、米国丸ごと買っている感じです。
セクターはテクノロジー1位、金融2位という割合です。
GAFAMはTOP10入りです。そりゃそうか。
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VOO
- 正式名称:VOO (Vanguard S&P 500 ETF)
- 運用会社:米バンガード社
- 設定日:2010/09/07
- 構成銘柄数:500
- 対象地域:米国
- 経費率:0.03%
- 基準価格:399.05ドル(2022/2/23時点)
- 分配金利回り:約1.4%
- 分配金回数:四半期毎
テクノロジーセクターが1/4を占めており、GAFAMはもちろん米国の大手優良企業へ投資できます。
運用益も十分見込めるETFですが、ちょっと1株あたり高額ってところが手が出しにくいかもです。
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VYM
- 正式名称:VYM (Vanguard High Dividend Yield ETF)
- 運用会社:米バンガード社
- 設定日:2006/11/10
- 構成銘柄数:約400
- 対象地域:米国
- 経費率:0.06%
- 基準価格:110.18ドル(2022/2/23時点)
- 分配金利回り:約2.8%
- 分配金回数:四半期毎
REIT株を除いた高利回りの米国株中心に構成されています。
セクターは金融と生活必需品、ヘルスケアが多めで、GAFAMは入っていないです。
VIG
- 正式名称:VIG (VIG Vanguard Dividend Appreciation ETF)
- 運用会社:米バンガード社
- 設定日:2006/04/21
- 構成銘柄数:183
- 対象地域:米国
- 経費率:0.06%
- 基準価格:158.25ドル(2022/2/23時点)
- 分配金利回り:約1.7%
- 分配金回数:四半期毎
高配当ではないですが、10年連続増配している米国株で構成されていて、企業業績が良いということなので運用益も期待できますね。
セクターは、資本財、テクノロジー、ヘルスケア、一般消費材などで入れ替わり激しめです。
HDV
- 正式名称:HDV (iShares Core High Dividend ETF)
- 運用会社:ブラック・ロック社
- 設定日:2011/03/29
- 構成銘柄数:75
- 対象地域:米国
- 経費率:0.08%
- 基準価格:102.66ドル(2022/2/23時点)
- 分配金利回り:約3.4%
- 分配金回数:四半期毎
ヘルスケア、生活必需品、エネルギー、通信サービスなど上位10銘柄で61%占めます。
分配金利回り高いですね。運用益も分配金も両方狙えるおいしい高配当ETFです。
SPYD
- 正式名称:SPYD (SPDR Portfolio S&P 500 High Dividend ETF)
- 運用会社:ステート・ストリート社
- 設定日:2015/10/22
- 構成銘柄数:80
- 対象地域:米国
- 経費率:0.07%
- 基準価格:42.81ドル(2022/2/23時点)
- 分配金利回り:約3.6%
- 分配金回数:四半期毎
分配金高く、1株あたりも他のETFと比べても安いので買いやすいです。
ちょっと懸念点は設定日が2015年と歴史が短いことから過去の情報があまりないことですね。
セクターは、不動産、一般消費、エネルギー、公益など均等に構成されています。
S&P500の分配金支払い上位80銘柄で連続増配株が多いです。
HDVとセクターの互換性が高く一緒に保有する相性が○です。
QQQ
- 正式名称:QQQ (PowerShares QQQ Trust Series 1)
- 運用会社:インベスコ社
- 設定日:1999/03/10
- 構成銘柄数:100
- 対象地域:米国
- 経費率:0.2%
- 基準価格:341.45ドル(2022/2/23時点)
- 分配金利回り:約0.5%
- 分配金回数:四半期毎
経費率が高い割に分配金も低いし、、、このETFどうなの?
しかもGAFAMで50%近く構成されており、分散性も低いです。
だがしかし、この成長率が著しいのです。
2020年3月コロナショックから株価の戻りが早く、高値を更新し続けています。成長企業に集中投資したいならおすすめです。個別株に近いかもですね。

(私はちょっとまだ怖いかな…)
ティッカー | VT | VTI | VOO | VYM | VIG | HDV | SPYD | QQQ |
運用会社 | バンガード (V) | V | V | V | V | ブラック・ ロック | ステート・ ストリート | インベスコ |
設定日 | 2008/ 06/24 | 2001/ 05/24 | 2010/ 09/07 | 2006/ 11/10 | 2006/ 04/21 | 2011/ 03/29 | 2015/ 10/22 | 1999/ 03/10 |
構成 銘柄数 | 8,000 | 3,500 | 500 | 400 | 183 | 75 | 80 | 100 |
対象地域 | 全世界 | 米国 | 米国 | 米国 | 米国 | 米国 | 米国 | 米国 |
経費率 | 0.07% | 0.03% | 0.03% | 0.06% | 0.06% | 0.08% | 0.07% | 0.2% |
基準価格($) | 100.19 | 219.3 | 399.05 | 110.18 | 158.25 | 102.66 | 42.81 | 341.45 |
分配金 利回り | 1.9% | 1.4% | 1.4% | 2.8% | 1.7% | 3.4% | 3.6% | 0.5% |
分配金 回数 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 | 4 |
自分の投資に求めるものは?
結局、投資信託と米国ETFでは、
”どちらが有利とかはなく、目的にあったものに投資しましょう。”ということなります。
投資信託は、値上がりによる利益が出たとしても取り崩す時にならないとキャッシュフローはよくなりません。
私も長期投資の予定なので、ずっと買い続けるだけだと疲れてしまうかも…。
投資信託をして運用益を取りつつ、高配当の米国ETFで配当金も手にするという2つ分けた買い方でやってみようと思います。

3か月に1回不労所得が入る生活ってなんか素敵だな~
早くFIREしたいなら資産形成を最適化する投資信託だけやり続けることが近道だと思いますが、何事も経験なのでETFもやってみて自分に合ってないと思ったら方向転換するくらいの柔軟性を持って取り組みたいと思います。
購入する投資信託と米国ETF
私がSBI証券で購入しようと思っているものは以下です。
【投資信託】
○SBI・V・全米株式インデックスファンド (信託報酬:0.0938%)
【米国ETF】
○本家VTI (経費率:0.03%、買付手数料:無料)
両方VTIにしました~。
信託報酬が激安なのと、ETFも買付手数料が無料ということで手数料最安を優先してみました。
配当利回りは1.7%くらいなのでそこまで高配当ではないですが最初はVTIを積み立てていくこと。
もっと配当金欲しいと思ったら他のETFも購入していこうかと思います。
まとめ:投資信託も米国ETFも両方やってみよう。
どちらかをやるか迷ったのでとりあえず両方やってみて決めようという結論になりました。
自分に合っていないと気づいた方もそのまま保有しておけばよいし、投資する先を吟味することも大事ですが、まずは投資する資金力を増やすことも頑張りたいと思います!
みなさんも自分の目的にあった投資先を選びましょう。
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