みなさん、こんにちは。
アラサー独身女の”くろねこ”です。
引っ越しする前も今も時間があれば図書館に行くことが多いです。無料で本や雑誌が読めるし、時間がゆっくりと流れるような雰囲気が好きで長居してしまいます~。
今の家からもそう遠くない位置に市営図書館があるので運動がてら歩いて行っています。
読むのは料理の本とお金関連が多いかな。人気の本は予約しても中々順番が回ってこないこともあるので、その際は購入するようにしています!
今回は、最近読んだ本で面白かったものを紹介します。
おすすめ書籍シリーズは久しぶりですね。
キンコン西野さん著書の「夢と金」についての個人的感想です。
エンタメの才能に溢れる方なので、回りくどくない直接的な物言いが痛快な一冊です。
商売をする上で知っておいた方が良い理論も満載!ぼんやりとした知識だったNFTについても分かりやすい例えで「そういうことか!」と理解できました(^O^)
キンコン西野さんは本を過去にも出していますね。絵本作家としても有名☆
- 夢とお金は切っても切り離せない!夢を語るのはお金が必要である。
この記事は以下の方におすすめです。
- これから商売を始めようと思っている方
- クラウドファンディングの正しいやり方を知りたい方
- NFTって聞いたことあるけどあんまり分かっていない方
今回紹介する本はこちら!
この本を手に取った経緯
きっかけはリベ大の学長がおすすめしてたので興味を持ちました。
はねとび(はねるのトびら)世代の私は西野さんがどんな文章を書くのか気になったし。現在は芸人として漫才などは主活動ではなく、本・絵本作家やご自身のサロン運営を主にされているようですね。
芸人さんの枠にとらわれずにエンターテインメントとして色んな事業に挑戦されている方の著書を読んで、見分を広げたいと思いました。
本の概要
書かれていることの中でも特に印象に残った部分を切り取って紹介します。
こういった常人ではあんまり意識していないことを西野さんは、よく考えているから大きな結果を生むんでしょうね〜。自分では気付けなかったけど、知ったあとは意識して考えようと思えました。
プレミアムとラグジュアリーの違い
プレミアムとラグジュアリーの違いを説明できる人はあんまりいないんじゃないかなと。私も本を読む前は分からなかったです。
西野さんの説明ではこう
- 「プレミアム」・・・競合がいる中で最上位の体験
- 「ラグジュアリー」・・・競合がいない体験
商売をする上では理解しておきたい意味の違い。
「プレミアム」は機能や納得感でお客さんが価格を決める一方で「ラグジュアリー」は売る側が価格を決める。つまり”言い値”です。
この言い値であっても価値や意味を感じてお金を出す人がいれば、商品は売れるんですよね。ラグジュアリーな商品を作れるかどうかで単価が1桁、2桁変わってくると…。
本の中では車やブランド服なんかに例えて教えてくれています。
ハイスペックとオーバースペックの差
「ハイスペック」と「オーバースペック」は前者の方が良さそうですよね。
お察しの通り目指す方はハイスペックですが、何が違うのでしょうね。
ハイスペックを目指すあまり、満足度を超えた技術のことをオーバースペックと呼びます。
既に美味しい97点のラーメンを時間やお金をかけて98点のラーメンにしたところで1,000円が急に2,000円になることはないと。
日本人はオーバースペックの商品に拘りがち。顧客の求める満足度以上の技術は目指さなくても良いことが分かります。技術以外の何かを探るべき。
顧客のファン化を目指す
今のサービスや商品は既に機能的に最上位クラスです。質の良い商品が溢れている中で顧客に買ってもらうにはファンになってもらわないといけません。
- 650円のラーメン
- 900円のラーメン
- いつもお世話になっているAさんの作った900円のラーメン
通常どれも美味しいラーメンなら、安くて美味しいラーメンを提供してくれる1のお店に行くはずです。しかし、どうせ行くならお世話になっているAさんのお店に多少高くても行こうとする人も多いでしょう。これは美味しいという機能で検索しているのではなく、人(Aさん)で検索しているからです。
機能ではなく意味を提供できないと価格競争に巻き込まれて潰れて行ってしまいます。
高く売りたいならばファンを作ることが大事!
NFTとは?
NFT(Non-Fungible Token)とは、ブロックチェーン技術を活用して作成された、代替不可能なデジタルデータです。日本語では「非代替性トークン」と訳されます。
ネットで調べると上記の通りですが、ピンっと来ない人の方が多いのではないでしょうか。それもそのはず。日本ではまともにNFTを紹介している番組やメディアが少ないとのこと。
西野さんはNFTの価値を理解できていない日本人が多いことに苦言を呈しています。お金を手にするための手段を1つ失っているんだと。実際西野さんは自身でも書いた絵をNFTとして販売しています。
分からないからといって見ないふりをしないでNFTについてもっと知り、活用する機会を得よう。と本には書かれてあります。
夢と金の関係性について思ったこと
夢と金の関係性は、切り離せない。私も強く同意します。
まえがき、冒頭部分の一文を引用します。
「夢か?金か?」という議論をキミのまわりの連中は繰り返すだろう。
耳を傾ける必要はない。あんなのは全て寝言だ。
「夢」と「お金」は相反関係にない。僕らは「夢」だけを選ぶことはできない。
「お金」が尽きると「夢」は尽きる。これが真実だ。
西野亮廣「夢と金」から引用
何のために働くのか?という問いに多くの人は生活のため。家族のため。生きるため。とお金を稼ぐために働くと答えるでしょう。
やりたいことだから!この仕事が夢だったから!などと回答できる人はほんの一握りです。
でもお金があれば、やりたくないことをやらずに好きなことに挑戦できるはず。
実際私自身が充分とは言えないまでもある程度お金を貯めて、好きなことをして生きていますし、やりたくないこととは切り離された人生を手に入れることが出来たと思っています。
たいそうな夢はなかったけど、やりたくないことから解放された今、本当にやりたかったことが見えてきています。違うなと思ったら辞めて別のことも始めても良いし。
お金があって初めて夢を追うことができると感じます。そのことを改めて教えてくれた一冊でした。
まとめ:希望ある人生のために夢と金を手にしよう!
今回は、おすすめ書籍としてキンコン西野さんの「夢と金」を紹介しました。
商売に必要な考え方やお金の知識を得ることの大切さを具体例をふんだんに使って教えてくれる本でした。
西野さんは、今の日本に足りないものは希望であり、希望を持つために夢を語り、お金について学ぶ必要があると語っています。日本がもっと希望に溢れた国になるように私も願っています。(願うだけじゃなくて何か有益なことできたら良いですが・・・)
紹介した以外にも目から鱗な考え方がたくさん書かれているので、是非読んでみて欲しいです。
- 夢とお金は切っても切り離せない!夢を語るのはお金が必要である。
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