みなさん、こんにちは。
アラサー会社員の”くろねこ”です。
先週の週末は京都旅行に行ってきました!
大学時代の友人達と久しぶりに会えて、たくさんおしゃべりしました。
京都は紅葉に染まり始めており、綺麗な景色をたくさん見ることが出来てとても素敵な時間が過ごせました。
全国旅行支援対象のホテルに泊まれたので、お得に旅行出来ました(^^♪
5千円引き+千円のクーポン最高★
行ったお店とかも次回紹介しようかな。
今回は、2022年10月から制度が変わった「iDeCo(個人型確定拠出型年金)」についてです。
私もこの制度改正でiDeCoを始めることが出来ました。
私の会社は企業DCとマッチング拠出制度があったため、iDeCoはできなかったのですが2022年10月から加入することが出来るようになりました。
節税効果が大きいので、確定拠出年金制度は積極的に使っていきたいですね。
実際に私が選んだ商品についても紹介したいと思います(‘◇’)ゞ
iDeCoをやりたかった人にはとても良い法改正だね!
- 企業DCとiDeCoを併用して節税効果を最大限活用しよう
この記事は以下の方にお勧めです。
- 企業DCはやっているけど、iDeCo加入も検討したい方
- マッチング拠出とiDeCoどちらか迷っている方
- iDeCoの商品を迷っている方
確定拠出年金について
企業型と個人型
ご存知の方が多いかと思いますが、確定拠出年金から復習していきましょう。
日本の年金制度は3つの年金から以下のように構成されています。
- 1階部分(国民全員加入):国民年金
- 2階部分(会社員・公務員加入):厚生年金
- 3階部分:私的年金
「確定拠出年金」は3階部分に該当します。
<三井住友銀行>確定拠出年金とは(個人型と企業型の違い)
https://www.smbc.co.jp/kojin/401k/kakutei/
従来の年金制度では「確定給付年金」と呼ばれ、国や企業が運用してくれていました。
しかし2001年から本人で運用してよね。ということで生まれたのが「確定拠出年金」です。
自分たちで商品を選んで運用して将来の年金額が決定する制度。
- 企業型…事業主が拠出+規定に沿って個人からも拠出可能(マッチング拠出)
- 個人型(iDeCo)…個人が拠出
3つの節税効果
確定拠出年金の最大の効果は「節税」です。
3つの節税効果がありますので説明します。
- 掛け金が全額所得控除される
- 運用益が非課税
- 受け取り時に一定額が非課税
掛け金が全額所得控除される
積み立てる掛け金が所得から控除されます。
その分課税所得が減り、住民税と所得税が軽減されて節税効果を得ることが出来ます。
例)年収650万円(所得税率20%)の日人が、毎月2.3万円掛け金を拠出する場合
2.3万円×12か月=27.6万円
年間控除額:27.6万円
掛金は全額所得控除のため、年間掛金の27.6万円×(20%所得税率+10%住民税率)=8万2,800円
運用益が非課税
運用時にでた収益は非課税で全額再投資できます。
預金や投資信託などで得た収益には20.315%が課税されます。
しかし、個人型確定拠出年金で運用した場合、運用収益は課税対象にはなりません。
運用収益は全額を運用にまわすことができるため、運用がうまくいくと効率的に資産を増やすことが可能です。
受け取り時に一定額が非課税
運用益は非課税なのですが、受取時に税金がかかってしまいます。
ここはちょっと注意ですね。
受取も所得と見なされてしまうのです。
しかし、一定額までは非課税になるので他にもある所得との合計を見ながら受け取り方を考えましょう!
退職所得控除などを上手く使って、非課税になるようにしよう
控除申請(年末調整/確定申告)
★企業型
企業型DCでは企業が掛け金を拠出しているため、従業員自身で申請する必要はありません。
マッチング拠出の場合も年末調整・確定拠出は必要ありません。
マッチング拠出の掛け金を引いた額を所得としていますので、元々課税されておりません。
まれにマッチング拠出分も所得に含んで、後から年末調整する会社もあるようですが、この場合も従業員自身が手続きする必要はありません。
★個人型(iDeCo)
企業型とは違い、何もしないと所得から控除されません。
必要書類である「小規模企業共済等掛金払込証明書」を提出して年末調整をする必要があります。
受け取った給与から個人で支払いをしているため、申告をしないと控除されないのです。
2022年10月からの制度改正
2022年10月までは企業型DCがあるとiDeCoに加入が出来ませんでした。
私の会社はマッチング拠出制度があったので企業の掛金に自分も上乗せして確定拠出年金を利用していました。
しかし、2022年10月に制度が改正されて企業DCがあってもiDeCoに加入出来るようになりました。
しかし掛け金については上限が決められているので、自分がどれに当たるか確認しましょう。
企業DC加入+iDeCo加入者 | 企業DC加入+iDeCo加入者 (※1他の企業年金がある) | |
①企業DCの事業主掛金 | 5.5万円以内 | 2.75万円以内 |
②iDeCoの掛金 | 2万円以内 | 1.2万円以内 |
①+② | 5.5万円以内 | 2.75万円以内 |
※1:他の企業年金…確定給付企業年金(DB)、厚生年金基金など
私が購入していた商品
マッチング拠出かiDeCoはどちらかを選択しないといけないのですが、私の場合は掛金が多くできることと商品のラインナップが良い「iDeCo」をすることにしました。
企業DCでは、事業主が決めている会社の商品しか選択できないので、良い商品がないことが多いです。
手数料ぼったくりの商品とかね。
私の会社の提携している某銀行の商品も全然いいものがなく、まだマシというレベルで選んだ商品も信託報酬(経費)が0.275%でした。
ちょっと高いですよね。
iDeCoを始めるにあたって、楽天証券で始めました。
楽天証券だと運営管理手数料は“0円“です!
商品は、楽天VTIか全世界株のどちらかにしようと思っています。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI):0.162%
- 楽天・全世界株式インデックス・ファンド(全世界株):0.199%
SBI証券ならS&P500もありますよ!
★ここで注意点
2022年10月からiDeCoを始めると年末調整に必要書類が間に合わないので、自分で確定申告をしなければなりません。
まとめ:企業DCとiDeCo併用して節税効果を最大限活用しよう
今回は、2022年10月から制度が変わった「iDeCo(個人型確定拠出型年金)」について紹介しました。
掛金が最大になって、より良い商品が選択できるiDeCoを活用して資産形成を頑張っていきます。
会社員は節税できるところが限られているので、このような制度はどんどん使っていきましょう。
最初はちょっとだけとっかかりにくいけど、設定さえしてしまえば楽だよ!
- 企業DCとiDeCoを併用して節税効果を最大限活用しよう
いかがでしょうか?
会社員に用意されている数少ない節税対策を積極的に活用していきましょう~。
お読みいただきありがとうございました(^^♪
コメント