【トラブル回避】婚前契約を結ぶメリット

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マインド

みなさん、こんにちは。

アラサー会社員の”くろねこ”です。

段々暑い日が続くようになり、夏が近づいていること感じる今日この頃。

最近ちょっと仕事のモチベーションが上がらずに無気力で過ごしております。

5月病かな…。

6月は楽しい予定を入れてそれまで頑張るようにします。

今回は、「【トラブル回避】婚前契約を結ぶメリット」について紹介します。

最近ちょっと耳にするようになった結婚前に夫婦間の様々なルールや財産管理などを決めておく「婚前契約」ですが、日本では締結しているケースはほとんどないようです。

幸せ絶頂の結婚前のタイミングで離婚時のことを想定して話し合いをすることはハードルが高いと思いますが、仲の良い時に決めておいた方が絶対に良いと思っています。

いざ離婚する時には絶対に建設的な話し合いなんて出来ないので…。

とはいえ当人同士で決めることなので、その辺を決めるか決めないかという点でも価値観

のすり合わせが出来そうです。

結婚前にパートナーと話し合って婚前契約を結ぶことにはメリットがある。

この記事は以下の方におすすめです。

  1. 婚前契約ってなに?初めて聞いたという方
  2. 結婚前から離婚のことを話すのって抵抗があるという方
  3. 具体的にどのような内容か知りたいという方
くろねこ
くろねこ

私は色んなパターンを想定して話し合いをしておきたい派です。

婚前契約とは

「婚前契約」とは、結婚後の生活や離婚の際におけるトラブルを防ぎ、幸せな婚姻生活を送ることを目的として、結婚前に夫婦の間でする契約のことをいいます。

結婚後に夫婦間で契約したものについては、一方的に取り消しを行うことが出来てしまいます。

民法第754条:夫婦間でした契約は、婚姻中、いつでも、夫婦の一方からこれを取り消すことができる。ただし、第三者の権利を害することはできない。

民法第754条 – Wikibooks

よって大事な事柄は、結婚前にある程度話し合って決めておく必要があります。

  • 「共有財産について」
  • 「夫婦間の家計はどうするか?」
  • 「子供は欲しいか?」
  • 「仕事について」

婚前契約を結ぶことが多いアメリカでは、「プレナップ」という言葉で結構身近なもののようです。

※prenuptial agreement(プレナプシャル・アグリーメント)=婚前契約書

婚前契約の内容

結婚前の特有財産の把握

基本的に結婚前に所有していた財産は、個人資産となり夫婦の共有財産にはなりません。

法律上、結婚前に個人が築いた資産のことを「特有財産」と呼んで共有財産とは区別します。

民法第754条1項:夫婦の一方が婚姻前から有する財産及び婚姻中自己の名で得た財産は、その特有財産(夫婦の一方が単独で有する財産をいう。)とする。

民法第762条 – Wikibooks

しかし、次の2項には「夫婦のいずれに属するか明らかでない財産は、その共有に属するものと推定する」となっており、不明確であると共有財産となってしまいます。

特有財産をはっきりさせておくことで財産分与時にどちらに入るのかでもめることもなくなります。

子供の有無

結婚前にも多少は話をする機会の多い子供の話ですが、ふわふわ~とした感じで「子供は欲しいね~♡」というだけでは、後で認識の齟齬が生まれるかもしれません。

  • 実はそこまで欲しくない。(自然できれば欲しいがそこまで重要に思っていない)
  • 1人しか欲しくないと思っている。
  • 男女両方欲しい。
  • 何歳までは欲しくない。あるいは何歳以降になったら欲しくない。

子供は夫婦間にとってかなり重要事項だと思うので、細かく話しておくべきかと思います。

家計負担の合意

夫婦間における生活費や教育費などの必要になるお金をどのように負担しあうかも話し合って決めておく必要があると思います。

結婚後に専業主婦(夫)になる場合は、費用負担は片方一方になりますし、

お互いに働く場合は負担する比率を決めておく必要があります。

家計負担は折半なのに家事負担がどちらかに傾いているとおかしいことになりますので、家計負担と家事負担の割合は調整しておくといいと思います。

財産分与

共有財産については折半が基本ですが、何が共有財産に当たるのかを確認しておくとスムーズかと思います。

例1)結婚後は、夫婦の家計を同じにするため特有財産以外は全て共有財産とする。

 →貯金、積立保険、車、不動産、土地、年金、退職金など

例2)結婚後も個別家計にして、お互いに使うものだけ共有財産とする。

 →お互いに出し合って買ったものだけ共有財産

離婚後の親権について

子供がいた場合の親権についても方向性は話しておくと良いでしょう。

生まれたら考えが変わることもあると思いますが、親権者になりたいかどうかや養育費についてもある程度は会話をしておくとよいかと思います。

婚前契約のメリット

お互いの価値観のすり合わせが出来る

婚前契約を結ぶ目的は相手を縛るものではなく、結婚生活をよりよくするためのものです。

”結婚前はとても相性が合う人とおもってたのに実際に生活を共にしてみると思っていた人と違った…。”

といって離婚になるケースは多いかと思います。

でも思っていた人と違ったのではなく、相手のことをよく知らなかっただけなのです。

パートナーとしてあらゆることを話しておくことで価値観を共有して相手を知ることが出来ますし、もしそこで価値観が合わなかった場合でもどこまでが妥協点なのかを先に把握することにつながります。

くろねこ
くろねこ

私は、どうしても分かり合えない項目が見つかった場合は、結婚前にお別れすることもありだと思っています。

自分で築いた財産を守れる

結婚前に自分で築いた財産を、自分だけのものとしておきたい場合は特有財産として開示しておくことで財産分与の際に守ることが出来ます。

ちゃんと開示しておかないと共有財産となってしまい、折半しないといけなくなりますからね。

万が一離婚する時が来てもある程度スムーズに進む

離婚時の関係性が悪い中で財産分与や親権の話をすることはかなりの精神的ストレスがかかります。

なかなか話が進まない原因は、折り合いがつかないからだと思いますので決められる項目は先に話し合いをしておくことである程度スムーズに進むかと思います。

まとめ:婚前契約としてパートナーとの価値観のすり合わせをしておこう

今回は、「【トラブル回避】婚前契約を結ぶメリット」を紹介しました。

話し合いをしておかなかったために起きる結婚後のもめ事はできるだけ避けたいです。

正式な法的な効力を持つ公正証書として作成しなくても、ノートに思いつく項目を書きだしてみて話し合うだけもかなりトラブルは防げると思います。

契約書の○○が守れなかったら離婚ね!という縛るためのものではなく、むこう何十年と連れ添うパートナーと穏やかに過ごすために。くらいの気持ちで作成することをおすすめします。

結婚前にパートナーと話し合って婚前契約を結ぶことにはメリットがある。

お読みいただきありがとうございました(^^♪

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