みなさん、こんにちは。
アラサー会社員の”くろねこ”です。
今回は、2021年から始めたつみたてNISAで購入しているファンド(投資信託)を紹介していきます。
2021年は10月から開始したので、3か月間は増額設定をしていました。
2022年1月からは33,333円/月を積み立てしています。
つみたてNISAは最長20年間利益が非課税になるので、設定後は売ったりせずに放置して老後資金に出来ます。
投資で難しいポイントの買う判断をしなくても良い点が初心者向きなので、投資を始めたいと思っている方は投資入口にすると良いかと思います。
すでにつみたてNISAをやっている方や興味があって、これから始めようと思っている方の参考になれば嬉しいです。
これ買えば間違いないというわけではなく、あくまで私の一例です。
中身を理解して納得してファンドを選びましょう~。
つみたてNISAとは?
歴史と背景
つみたてNISA (正式名:少額投資非課税制度) は、2018年1月から金融庁が開始した「長期」「分散」「積立」投資を支援するための非課税制度です。※一般NISAは、2014年開始
お金は貯蓄しても増えないしインフレが進む中で価値は下がっていく。
多くの人が投資にチャレンジして欲しいと考えて、投資の障壁を下げるために作った制度です。
普通の口座で投資をすると利益に対して約20%の税金がかかりますが、NISAであれば非課税で受け取れるというわけです。
現在は2042年まで申込みが可能となってます。(2022年2月現在)
☆金融庁 NISA特設ウェブサイト
NISA特設ウェブサイト : 金融庁 (fsa.go.jp)
一般NISAとつみたてNISAの特徴
一般NISA
- 最大運用期間は5年間
- 毎年上限は120万円
- ロールオーバー(翌年のNISA非課税投資枠へ移行)が可能
- 2024年以降は、新NISAへ変わる
1.一般NISAとつみたてNISAの特徴&2.毎年上限は120万円
→120万円で5年間なので600万までの投資元本枠が非課税になります。
3.ロールオーバー(翌年のNISA非課税投資枠へ移行)が可能
→5年間満了後に翌年のNISA非課税投資枠へ移すことが出来きて、再度5年間非課税で運用することが出来ます。
しかし、ロールオーバーした額が120万超えていると翌年分すでに枠を使い切っているので、その年は新規で購入することはできません。
4.2024年以降は、新NISAへ変わる
→現在の一般NISAは2023年までとなっており、2024年からは新NISAとなります。
2階建て構成になっており、それぞれで購入できる商品が異なります。
- 1階部分:つみたてNISAと同様の一定条件を満たした投資商品
- 2階部分:上場株式、REIT、ETFなども購入可能
1階部分は5年満了後につみたてNISAに移行可能のようです。
年間上限額も以下の通りです。
- 1階部分:20万円
- 2階部分:102万円
一般NISAとつみたてNISAを足して2で割ったような制度に変わります。
つみたてNISA
- 最大運用期間は20年間
- 毎年上限は40万円
- 一定の条件を満たした投資商品に限る
- ドルコスト平均法が使える
1.最大運用期間は20年間&2.毎年上限は40万円
→2023年までに開始すれば、年間40万*20年で800万円の非課税での投資が可能です。
3.一定の条件を満たした投資商品に限る
→一般NISAよりも選択できる商品が少ないです。
投資初心者にとって、どれに投資すればいいのか分からないのも悩みの種の1つ。
そこで金融庁があらかじめ手数料が高いものや長期投資に向かないものを抜いてくれています。ぼったくり商品は入っていないので初心者でも安心して選択できます。
ありがたいですね。
4.ドルコスト平均法が使える
一般NISAではスポット買いが出来ますが、つみたてNISAは文字通り毎月コツコツ買い付けていきます。
投資で一番難しいのは買い時売り時です。
主に株トレーダーさんは売買のプロフェッショナルです。安い時に買って高い時に売る。
理論は簡単ですが、プロでも失敗する(株価予想は簡単じゃない)ことを初心者がどうしてできようぞ。(いやできるわけがない。) おもわず反語使いたくなるほどですね。(笑)
そこでドルコスト平均法を使いましょうというわけです。
決まった額を長い期間買うことで、株価が安い時にはいっぱい買えて高い時には少ししか買わないということが自動で出来てしまいます。
トータル平均で見るとそれなりの投資が出来きているのがドルコスト平均法です。
つみたてNISAのメリット
ドルコスト平均法が使える
先ほど説明した通り初心者には難しい買い時の判断をしなくてもよく、積立設定をすると自動的に等間隔で買い付けをしてくれるので、買付単価を抑えることが出来ます。
手がかからない
売るタイミングを判断しないといけない場合は、購入した商品の値動きを毎日見て、一喜一憂してしまいます。
今までの株式市場は、短い期間だとマイナスになることもありますが、10年以上の長い期間で見ると右肩上がりで、今後も上がっていく見込みが高いです。
最初に設定して後はほったらかし投資でも20年後にはお金が増えている可能性が高いです。貯金はほっとんど増えないですからね。
複利の力を教授できる
複利って何?なんか難しそう。
大丈夫!難しくありません!
☆複利
初年度に40万円投資して、運用益が5%でると2万円の分配金がでます。
この増えた2万円を再投資する。➡翌年元本が42万円になる。
すると、同じ5%の成績でも利益が上がります。※20,000円→21,000円 これを毎年くりかえると利益がまた利益を生む状態を作り出せます。
☆単利
複利の反対の単利は元本が40万円から増えないので、毎年ずっと2万円の利益しか出ません。
つみたてNISAでは分配金を再投資することで複利の力を教授できます。
つみたてNISAの商品は最初から分配金なしで運用益が勝手に自動的に再投資されることが多いです。
購入しているファンド紹介
では私が購入しているファンド紹介していきます。
基準は外国株で手数料なしで信託報酬も少ないものを選んでいます。
3つにした理由は、特になく有名なファンドを買ったみたかったんです(笑)
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
S&P500というアメリカの株価指数に連動するインデックス・ファンドです。
アメリカの代表的な500社で構成されていて、アップルやマイクロソフトなど今をときめくGAFAMも入っています。しかも勝手に時価総額に応じて500銘柄を選出してくれます。
信託報酬は、「0.0968%」の脅威の低さです。
分配金は年1回で4月25日に決定されます。
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスに連動するインデックス・ファンドです。これ1つで全世界に国際分散投資できます。
中身を見ると88%の先進国、12%の新興国に投資していますが、先行国のうち59.6%アメリカなのでこのファンドもアメリカへの依存度が高いです。
信託報酬は、「0.1144%」とかなり低いです。
分配金は年1回で4月25日に決定されます。
楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天VTI)
バンガード・トータル・ストック・マーケットETFという指数に連動するインデックスファンドです。
世界最大級のファンド「バンガード社」が運営するETFで、米国上場企業4,000社に投資していることになります。
信託報酬は、「0.162%」とeMAXIS Slimよりは高いですが、とても低い部類です。
分配金は年1回で7月15日に決定されます。
まとめ:ほったらかしで20年後の老後資金へ
私の3つのファンドの購入金額は、以下となります。
・2021年分:400,000円
・2022年1月:33,333円
合計:433,333円投資していて、現在評価額合計は6,000円ほど減ってます( ;∀;)
普通なら焦って狼狽売りを考えてしまうところですが、20年後を見据えているので特に気にせずほっておくことが大事です。
また時間が経ったら最新の投資成績も公開していきますね。
つみたてNISAのメリットを生かして、20年後の老後資金をふやしましょう。
今日も読んでいただきありがとうございました。
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